INTERVIEW T
選手として,部長としてチームを牽引する斎藤直樹♯3
1983年生
年齢:29歳
出身地:山形県
現住所:千葉県
野球歴:酒田東高校−筑波大学−横浜球友クラブ−Tsukuba Club
ポジション:内野手兼部長
≪Tsukuba Clubの創設者の一人であり,当時から在籍する唯一のメンバー。現在は内野手として,堅実な守備,シュアな打撃でチームに貢献している。2013年,加盟5年目で悲願の全国出場を狙う。≫
【Q.1 チームを作ろうと思ったのは何故ですか?】
きっかけは、初代キャプテンに誘われたのが始まりです。
思いとしては、大学時代のようにチームの勝利に熱くなれるような組織を作りたいという気持ちからでした。
仕事終わりにガストに集まったのを覚えています。どうやったら人が集められるか、クラブチームとして加盟するには何をしたらいいのか。
文字通りゼロからのスタートでした。
始めての練習は、ノックをしたり、バッティングをしたり練習するのが単純に楽しかったし、車に乗り合わせて移動すること自体が懐かしいなと思ってワクワクしていました。
まるで少年のようでした。 そんなことを覚えています。
【Q.2 チーム創設時に苦労したことはなんですか?】
@なかなかメンバーにとってのマイチームにならなかったこと。
Aどういう方向性でチームを作っていくべきか自分自身迷っていたこと。
B個人的には、野球への関わり方。
@とAについては、密接に関わっている気がします。
正直、大学時代の成功体験を引きづり続けていたと思います。こうやれば勝つ可能性は高くなるはずという自負があっただけに、それを何とか浸透させることだけに考えが向かっていたと思います。 しかし環境、メンバーが違う中でそれでいいのかという疑問を持ち始めました。
それを表すかのように参加率が上がらず、試合でも何か腰を据えた戦い方が出来ない。なかなか『勝負』が出来ない戦いが続きました。
そういったジレンマを抱えた期間が長かったと思います。
B個人的な思いとしては、最初はあれだけ楽しかった練習を楽しめなくなっていた時期がありました。練習に行くことがどこか義務化していました。
また練習、試合の運営、事務作業、当然それ以外に仕事、プライベートがあり何もかもが中途半端になり日々大きなストレスを抱えざるを得ませんでした。
自分の想像していた以上に野球を続けるということ自体が試練でした。仲間の手助けが無ければ潰れていたと思います。 そういった時に仲間が手を差し伸べてくれました。
【Q.3 現在,苦労していることはなんですか?】
TCベースボールの確立、浸透。
メンバーが毎年変わるため、共通の意識、野球をどうやったら浸透できるかまた継続出来るかが大きな課題として考えています。
野球に対する姿勢、戦い方、多岐に渡ります。それらを出来る限りシンプルに伝えるように心がけています。
【Q.4 TCの良いところを教えてください。】
毎年チームが変わること。
悩みであると同時にやり方を毎年考えることは楽しみかもしれないと考えています。
もう一点。メンバー全員の距離が近いこと。年齢層が近いからかもしれませんが、思い切ってプレー出来る環境にはあると思います。
個人的には年齢が一回り違うメンバーも増えてきましたが。まだまだプレー面でも取り組み方でも負けないぞー!
この良さはなるべく継続していきたいと考えています。
【Q.5 今のTCの課題はありますか?】
Q3で記載したことが課題の一つでもあります。
もう一点あげるとすると、 1人1人がチームに与える影響であったり、役割、立場に敏感になって欲しい。自分の一挙手一投足が良い意味でも悪い意味でもチームに波を起こしています。それを自覚出来ているメンバーが多ければ多い程強いチームになると考えています。
自分が出来ることは何か。自ら考え、行動出来ること。そんなチームを目指していきたい。
【Q.6 今後の意気込みをお願いします。】
春に勝つ!